パラシュートの僚友であった斉藤ノブさん率いるノブ・ケイン。 ノブさんをはじめ村上"ポンタ"秀一さん、島村英二さん、青木智仁さんという日本最強リズムセクションが ウリのスーパー・バンドでしたが、残念ながら1999年に活動休止を宣言し、5枚目のアルバムをリリースした後 その歩みを止めました。 今さんは、初代ギタリストである松原正樹さんの後を受け参加、そしてライブを重ね、そのライブが2枚目の アルバムとしてリリースされました。 |
(注意:便宜上、ペダルスティールやボトルネック使用はスライドギターで統一しています)
NOBU CAINE 2 | NOBU CAINE | 1990年 11月 21日発表 |
CD:BVCR-22 TAPE:BVTR-22 |
BMG VICTOR | |
M1 Per Dr2 M2 近東雲 (KING-TONG) M3 CANAL STREET M4 LADY FROM KOWLOON M5 AND I LOVE HER M6 FOLLOW UP M7 I CAN'T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME M8 GRASSHOPPER M9 もうひとつのクリスマス M10 チペクウエ M11 AND HERE YOU ARE 〜 BETTER DAYS |
MEMBER: Tsuyoshi kon (G) Nobu Saito (Per) Tadashi Namba (Key) Shingo Kobayashi (Key) Tomohito Aoki (B) Shuichi'PONTA'Murakami (Ds) Eiji Shimamura (Ds) GEST MUSICIAN: MONSIEUR KAMAYATSOO (Vo) TOSHIKI KADOMATSU (Vo) |
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角松敏生さんのツアーがきっかけで結成されたと言うNOBUCAINE。 都合により参加できなくなった松原正樹さんの代わりにと請われ参加しました。 斉藤ノブさんと角松敏生さんプロデュースにより、六本木PIT INNにおいてライブ録音されたこのアルバム、 さすがに3、4回とライブを重ねているだけあり今さんもかなりバンドに溶け込んでいる様に感じられます。 バンド自体は今さんの指向とは違う感じもしますが、もともと気心の知れたメンバーですから 一体感を得ることは簡単な事なのかも知れません。 しかし残念ながら今さんの参加はこのアルバムのみで、この後のギタリストは一般公募となり音楽 雑誌に募集広告が掲載されました。 さてアルバムの内容の方はと言うと、はっきり言って今さんがかなり弾きまくっています。 ファンにとっては、かなり聴きごたえのあるアルバムに仕上がっていると言えるでしょう。 ツインドラム&ツインキーボードに負けてませんね...。 M1とM11以外のすべての曲で、ソロにしろバッキングにしろすべてが聴き所と言えます。 特に、M2の「近東雲」、M3の「CANAL STREET」、M6の「FOLLOW UP」、M9の「もうひとつの 、M10の「チペクウエ」あたりで、すばらしいプレイを聴く事ができます。 個人的には、M7の「I CAN'T EVER 〜」のプレイが、今さんらしくてとても好きです。 ジャケットは、龍の絵が一部みえているのですが実はたたんであり、開くと龍の背中にメンバーが 乗っている絵となっています。今さんは尻尾の方、ちょうど龍の目の下あたりに寝転んでいます。 |