そして1979年、それらのセッション活動の仲間達と「PARACHUTE」を結成。
そのメンバーは、ギターの 松原正樹氏、ドラムの林立夫氏、キーボードの安藤芳彦氏他、当時音楽ファンが
泣いて喜ぶ様な、凄腕のミュージシャン達で構成されていた。
「PARACHUTE」では、”音楽はスポーツだ”をキャッチフレーズに、途中キーボードの井上鑑氏が加入し、
ベスト盤を含む5枚のアルバムをリリース、ライブ活動も六本木PIT-INN 等で精力的に行った。
しかし、L.A.録音の「SYLVIA」リリース後のライブを最後に、自然消滅してしまう。
現在でも「PARACHUTE」の復活を望む声は多いが、2003年5月24日「CROSSOVER
JAPAN '03」において
1日限りではあるが復活を果たし、日本全国よりファンが集結、涙と熱狂のステージとなった。
その「PARACHUTE」時代、唯一のソロアルバム「STUDIO
CAT」を発表した。
レコーディングは1980年5月5日から19日までHollywoodのA&M STUDIOで行なわれ、Michale Boddicker氏
をはじめとするL.A.の一流ミュージシャン等を起用した。プロデュースはパラシュートの林立夫氏。
録音は、パラシュートと同様にSteve Mitchell氏がつとめ、カラッとしたL.A.サウンドとなっている。
8曲中、特に「AGATHA」が素晴しく、作曲家としての才能を感じさせる一曲である。
残念ながら「STUDIO CAT」以来、ソロとしての活動は無かったが、1999年12月18日に発表された
オムニバス・アルバム「SUPER GUITARISTS」に「Mandolin
Dream」で1曲参加し、健在なところを
見せてくれている。 また現在、安藤芳彦氏のプロデュースにより20数年ぶりのソロアルバムを製作中である。
そのNEWアルバムにはビッグなゲストシンガーも参加予定であり、発表が楽しみである。
「PARACHUTE」以降はスタジオ活動を中心に、「ARAGON」「NOBU
CAINE」等のバンドに参加。
最近は、井上陽水氏、今井美樹氏、宇多田ヒカル氏等のライブにも出演し、素晴しいプレイを披露している。
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